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ポジション紹介 LB編 [アメリカンフットボール]

こんばんは、MICHIです。
本日ご紹介するポジションはディフェンシブフットボールで最も難しいポジションといっても過言ではない、Line Backer(以下LB)です。

LBに求められるものはボールキャリアにタックルをし、相手オフェンスにハードタックルをし進行を食い止めることです。

ランプレーの場合は、ブロッカーを打ち破り、RB、またはQBをタックル。
パスプレーの場合は、自分自身のカバレッジを守り、パスディフェンスを行う。

LBは間違いなくディフェンスのキープレイヤーです。
肉体面の強さはもちろんですが、精神的にもタフネスでないと務まりません。

アメフトのポジションの中で一番タックルする回数が多いのもこのLBです。

LBにも細かくポジションがあり、両サイド2人のLBをアウトサイドLBと呼び
中の1人をインサイドラインバッカーと呼びます。

またLBのディフェンスの中心ということもありDLとDBをまとめ上げ、指揮をとりディフェンスをまとめあげる必要があります。

オフェンスのスナップと同時に事前に決められたコースに全力で突っ込み、キャリアにタックルを行う「ブリッツ」というアサインもLBの大きな魅力の一つです。
もちろんディフェンスはどのコースをキャリアが走ってくるかわかりませんので、一種の賭けのような一面もありますが、このプレイが決まれば敵陣内でタックルを決め、大きく後退させることも出来ます。
ディフェンスのビッグプレーの一つです。

ディフェンスではどんなに体格の良い相手だろうと、絶対に止めてやる、という強い意志が必要不可欠です。
中でもLBがこの気持ちをブラさず、率先してタックルをしていくことが出来れば、自然とディフェンスのリズムもい良くなり、チームが一つにまとまること間違いなしです。

次回は私が務めさせていただいているパスディフェンスに特化したポジション、DBを紹介致します。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


#17 MICHI

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ポジション紹介 DL編 [アメリカンフットボール]

こんばんわ、MICHIです。

本日からはディフェンスのポジション紹介になります。
まずはアメフトの中で最も屈強なプレイヤー達が務めるDL(Deffensive Line)です。

厳密にはDT(Defensive Tackle)とDE(Defensive End)とポジションが分かれています。

DLのセット位置としては

DE DT DT DE
〇 〇 〇 〇
〇 〇 〇 〇 〇
T G C G T

上記のようなイメージです。

DLはほぼ100%といっていいほど、毎プレイでコンタクトが発生します。
OLの目の前ですのでほぼ毎回OLとコンタクトが行われるというわけです。

DLの主な役割としてはOL陣のブロックを打ち破り、オフェンスのボールキャリアをつぶすことです。

内側に位置しているDTは主にインサイドのランプレーを止め、パスプレーの際はQBにパスラッシュうを行います。
当たり負けない体格やパワーが必要なポジションですが他のポジションに比べてスピードはそこまで重視されません。

外側に位置しているDEは主にアウトサイドのランプレーを止め、パスプレーの際はDT同様にQBに
パスラッシュを行います。
アウトサイドのプレーを止めるためスピードが必要となるポジションです。

DLが弱いと相手OL陣に押し込まれ、オフェンスチームの流れを作られることになります。
結果、ディフェンスの流れを作るのは間違いなくDLといえるでしょう。

毎プレーでコンタクトが起こりますので、内面外面共に野性的なプレイヤーが務めると盛り上がるいポジションです。

私のようなDB一筋の者では務めることも出来ませんし
決して踏み入ることのできない領域のポジションですね笑

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ポジション紹介 TE編 [アメリカンフットボール]

こんばんわ、MICHIです。
今回のポジション紹介でオフェンスのポジションの紹介は終わりとなります。

今回ご紹介するのはWRとOLの間のポジション、TE(Tight End)です。

まず前提と致しまして
WR・・・ボールをキャッチするポジション
OL・・・ボールに触れないポジション

さっそく矛盾ですね笑

厳密にいえばTEはOLの一員でで、セット位置はRTまたLTのどちらかのサイドにセットします。

TEはOLの中でも唯一ボールに触れるポジションであり、オフェンスのキープレイヤーでもあります。
時にはOL陣と共にRBが走るコースを作り、時にはWRのようにパスコースに出る、まさにユーティリティプレイヤーが務めるポジションになります。

DLをブロックする技術、ボールをキャッチする技術、二つのポジションを兼ねているので
一流のTEになるためには、他のプレイヤーの2倍は練習を重ねる必要があるでしょう。

近年のアメフトではTEというポジションをなくし、その分WRを増やすチームが増えてきています。
パスアメフトが主流になってきていることや、TEはものになるまで時間が掛かるなどの理由が考えられます。

私個人としてはとても魅力的なポジションに感じているので、またTEが脚光を浴びる時代が来てほしいとい思っています。
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ポジション紹介 OL編 [アメリカンフットボール]

こんにちは、MICHIです。

今回はOL(offensive Line)についてご紹介致します。
OLは5人(厳密にいえば6人)のメンバーから構成されるポジションになります。

① ② ③ ④ ⑤ のように横一列に並んでセットします。
※セットの横の広さはスプリットと呼び、各チームごとに広さが変わってきます。

①・・・LT(Left Tackle) またはOT
②・・・LG(Left Guard) またはOG
③・・・C(Center)
④・・・RG(Right Guard) またはOG
⑤・・・RT(Right Tackle) またはOT

各ポジションに個別に名前もつけられています。

OLに求められるのはブロッキングです。
ランプレイではRBが走るコースを作るためにDLを押し返す
パスプレイではQBがWRにパスを投げるまでQBがタックルを受けないように守る(パスプロテクション)

アメフトは球技の部類になりますがOLは試合中にボールに触れないルールとなっています。
球技なのにボールに触れないなんてつまらないポジションだ、と思う方も
いらっしゃるかもしれません。

ですがアメフトのオフェンスはQB以上にOLが作り出しているといっても
過言ではない重要なポジションです。

仮にQBやRBにとても能力の高いプレイヤーがいても
OLがブロッキングをすることができなければヤードを稼ぐことは出来ません。
逆をいえばQBやRBの能力が低くてもOLの能力が高ければ
ある程度オフェンスが組みたてられます。

オフェンスチームの命運はOLに懸かっているのです。

上記で述べたようにブロッキングがメインのポジションになるので
ある程度の体格やフィジカルが必要になります。
体格があるだけでDLからしたら押し返しにくいですし、大きいOLが5人揃えば迫力も出てきます。

私のようなDBを選任でやってきたプレイヤーでは絶対に務めることのできないポジションでしょう。

QB = 細マッチョ~マッチョ
RB、WR = マッチョ
OL = ゴリマッチョ のようなイメージでしょうか笑

チームによってさまざまだと思いますが、私が大学時代のチームでは
ラインメン(OL、DL)の言うことはほぼ「絶対的」というスタンスでした笑
先輩ラインメンには社会人になった今でも頭が上がりません、というかあげられません笑

OLはアメフトの中でも最も過酷なポジションかもしれません。
しかしDLをなぎ倒してRBのコースを作り、QBを守る姿はとてもカッコ良く勇敢です。

アメフトをプレイする者としてOLへの感謝は決して忘れることはできないでしょう。

次は少し特殊なポジション、TE(Tight End)についてご紹介致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

#17 MICHI
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ポジション紹介 WR編 [アメリカンフットボール]

こんばんは、MICHIです。
今回はWR(Wide Recerver)をご紹介致します。

WRはパスキャッチ専門のポジションです。
事前に決められたパスコースを走り、QBから投げられたボールをキャッチします。
キャッチ後はRB同様、タックルされダウンが成立するまで走り続けます。

WRに求められるのは当然パスキャッチをすることです。
そして常にパスを繰り返し取り続ける安定性が求められます。

パスプレイはランプレイに比べて一度に多くのヤードを獲得できる可能性が高いです。
ですがもしWRがパスキャッチすることができなければ
そのプレイの獲得ヤードは0ヤードとなり、一度の攻撃権を無駄にしてしまいます。

また仮にパスキャッチをしてもキャッチ直後の無防備な状態に
DB(Deffensive Back)から激しいタックルを受けることがよくあります。

WRは非常にプレッシャーがかかるポジションです。
プレイの成否がどのポジションよりも明らかだからです。

私もアメフトを始めてからDBを務めていますが、今でもWRと対峙する瞬間は緊張感を感じます。
ですがWRはそれ以上に感じているものがあると思います。

WRは身長が高く、足が速いプレイヤーが多いのも特徴的です。
ですがいまだに忘れることのないプレイヤーがいます。

学生時代に対峙したプレイヤーで190センチ、100キロのWRがいました(笑)
体型だけでいえばNFL(アメリカのプロリーグ)クラスです。

ヒッチ(パスコースの一つ)でパスキャッチされた瞬間にタックルへ行きましたが
びくともせず2ヤード程ひきづられたのを今でも覚えています。

あとにも先にも、あのプレイヤーより体格の良いWRに対峙することはないでしょう。

次の記事ではオフェンスの要、縁の下の力もちといわれる
OL(Offensive Line)についてご紹介致します。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

#17 MICHI
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ポジション紹介 RB編 [アメリカンフットボール]

こんにちは、MICHIです。

今回は前回の記事でも少々紹介致しましたRBについてです。
RB(Running Back)とは名前の通り、チーム内で最も走力のあるプレイヤーが
務めるポジションになります。

RBに求められる能力は
1、OL(Offensive Line)を信じる心
2、足の速さ
3、タックルを交わすスキル、またはタックルを跳ね返すようなヒットの強さ

などが挙げられます。

RBはチームの為に1ヤードでも前へ進めることを求められるポジションです。
オフェンスメンバーの中では最も相手のタックルを受け続けるので
肉体的にも精神的にもタフさが要求されます。

そしてRBはブロッキングをしてくれるOLを常に信じホール(走る場所)を探し続けなければいけません。

RBのプレイの流れは下記になります。

①ハドル終了後にQBの後ろ、約1ヤードから2ヤード後ろ目安でセットします。
※RBの中にもポジションが2つあり、その違いによりセット位置が異なります。
②プレイが始まり、QBからハンドオフ(手渡し)されたボールを受け取る。
③アサインで決められているホールに向かって走っていく。
④タックルされダウンが認められた時点でプレイ終了。

このような流れです。

OLが決められたホールをブロッキングによりしっかり作ることができれば
RBは気持ち良く走りきることができ、ヤードを稼ぐことができます。

しかしDL(Deffensive Line)により本来走るべきホールがつぶされており
走るコースを見失い、そのままタックルされダウン成立。
結果、そのプレイ獲得ヤードがマイナスになることも頻繁にあります。

RBはこのような結果になったとしてもOLを責めることはせず
次のプレイに気持ちを切り替えることが重要です。
そもそもOLがいなければRBはホールを走ることも出来ないポジションだということを
忘れてはいけないからです。

アサインを出してくれたQB、体を張ってホールを作ってくれているOLに
感謝の気持ちを忘れず、毎プレイ全力で走りきる。

結果を出しているRBに共通している考え方の一つだと私は思います。

次はパスキャッチにスペシャリスト、WR(Wide Recerver)についてご紹介させていただきます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

#17 MICHI
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ポジション紹介 QB編 [アメリカンフットボール]

みなさまこんばんは、MICHIです。

2回目の更新になります。
前回の記事にも書きましたがこのブログでは
アサインメントの紹介をしていくのが主の目的であります。

ですが、まず序盤の更新についてはポジション紹介などを中心に
行っていこうかと考えています。

理由といたしまして、アメリカンフットボールというスポーツは
日本ではマイナースポーツに分類され、ルールすら知らない方も数多くいらっしゃいますよね。

私はアメリカンフットボールに携わってきた人間として
アメリカンフットボールにお世話になった人間として
アメリカンフットボールを少しでも未経験の方にも知ってもらいたいと
強く思っております。

そのためにもまずポジションを知っていただき
アメフトを近いものに感じていただければと思います。


本日ご紹介するポジションは
アメフトの花形、司令塔と呼ばれるポジション、Quarter Back(以下QB)です。

QBはチームの攻撃をリードするポジションです。
チームの勝利を左右する責任を伴うポジションであり
強気リーダーシップが必要で、かつ高い運動能力が求められます。

実際のQBのプレイの流れとしましては
①オフェンス毎に行われるハドル(作戦会議)中に次のプレイをコールする。
②ハドル終了後、各ポジションにプレイヤーがセットしたことを確認。
③スナップカウントを発言する。
④C(センター)からスナップされたボールを受け取り、プレイを実行する。

上記の流れとなっております。

QBが攻撃の司令塔と呼ばれるには多くの理由があります。
上記での記述のようにQBのプレイコールによって各ポジションのプレイヤー達が
決められた動きを実行します。
実行したプレイが結果的に前進したらQBのコールが良かったと判断され
実行したプレイが前進出来なかった、または自陣に押し込まれてしまった場合は
プレイコールが悪かったと判断されます。

このような一つ一つのプレイを積み重ねて行い、相手の陣地にボールを押し込んだら
「タッチダウン(6点)」となり、得点を獲得することが出来ます。

QBのその日の調子により、試合結果が左右されるといっても過言ではないポジションです。

QBのプレイコールは大きく分けて2種類に分類されます。
それがランニングプレイとパッシングプレイです。

【ランニングプレイ】
①CからスナップされたボールをQBが受け取る。
②そのボールをQBの後ろにセットしていたRunning Back(以下RB)へハンドオフ(手渡し)します。
③ハンドオフされたボールをRBが受け取り、決められたコースを走っていく。

上記が基本的なランニングプレイの流れです。

ランニングプレイはRBが敵ディフェンスのプレイヤーにタックルされ倒れない限り
プレイが継続されます。
タックルされ倒れた位置が次プレイの開始地点となります。

【パッシングプレイ】
①CからスナップされたボールをQBが受け取る。
②そのボールを持ちながら、パスコースを走っているWide Recerver(以下WR)を探します。
③敵デフェンダーが近くにいないWRへパスを投げる。
④投げられたパスをWRがキャッチできたら、RB同様、タックルされるまでプレイ継続。
※投げられたボールをWRがキャッチ出来なかった場合はパス失敗となり
前進することは出来ません。

上記がパッシングプレイの流れです。

パッシングプレイはQBとWRの連携が重要なプレイで
QBが投げるタイミングを1テンポ遅れただけでも
パス失敗になる確率が高くなるプレイです。

ランニングプレイに比べ一度の攻撃で、大きく前進できる可能性のあるプレイでもあります

この2種類のプレイを組み合わせたアサインメント(作戦)を
QBがハドル中に選択し各プレイヤーへコールするというわけです。

QBはどのポジションよりも多くの経験を積み
自分以外のポジションも理解する必要があります。

私個人としてはQBに最も重要なスキルは
「精神的にタフ」なことだと感じています。

以上がQBの簡易的な説明になります。

QBは最も難易度の高いポジションですが
同時に最も魅力的なポジションともいえます。

私も再度初心者からアメフトを始めることができるなら
QBに挑戦してみたいですね。笑

次回は今回少しご紹介させていただいたRBについて書きたいと思います。

最後までお付き合いただき、ありがとうございました。

#17 MICHI
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自己紹介 [アメリカンフットボール]

みなさま、はじめまして。
MICHIと申します。

このブログでは現代アメリカンフットボールにおいて
有効と思われるアサインメントの紹介や
そのアサインのキーとなるプレイヤー、デザインの仕方などを
細かく解説していこうと思っております。

まず初めに私の自己紹介を簡単にさせていただきます。

名前 : MICHI

年齢 : 26

アメリカンフットボール歴 : 8年

出身校 : 某私立大学

ポジション : Defensive Back

所属チーム : 某関東クラブチーム

以上です。

まず疑問に思われたかともいらっしゃるかと思います。
「戦略紹介する言っててお前QB(Quarte Back)
もしくはコーディネーターじゃないのかよ!」

みなさまのお気持ちはご察しいたしておりますが
残念ながら私はDB一筋で現在も某クラブチームで
プレイしているものでございます。

ですがアメリカンフットボール経験者の方なら
わかっていただけると思いますが
アメフトは同じアサインメント一つとっても
各ポジションによって見方が変わってくると思います。

QBから見た目線、OLから見た目線
LBから見た目線、そして私のようなDBから見た目線。

私がこのブログでご紹介できるのは
そうゆう意味ではDB目線寄りの解説が
増えてくるかと思います。

しかし現代フットボールはパス主体で
オフェンスを組み立てるチームが非常に多いと思いませんか。

私が学生でプレイしている時でさえ多くのチームが
「ラン3:パス7」くらいの割合でオフェンスを組み立てていたと思います。

アメフトは「相手より点を多く取って勝つスポーツ」です。
言い換えますと「点を取られることがなければ負けることはない」スポーツでもあります。

現代フットボールがパス主体のチームが多い中
そのパスを止めるべきポジション、それがDB(Defensive Back)です。

なのでDBで現在プレイされている方は同じ目線で見て頂き
QBでプレイされてる方は、DBの考えの裏をつくような
プレイコーディネイトのご参考に。

WRでプレイされている方は、DB目線の裏をかくようなコース取り。

など、各ポジションごとにご参考になる部分が
少なからずあるのではないかと思っております。

アメリカンフットボールは本当に奥が深く
底がないスポーツです。

みなさまと様々なご意見を交わしながら
このブログを進めていきたいと考えておりますので
今後ともお見知りおきを、宜しくお願いいたします。

#17 MICHI
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ポジション紹介 LB編 [アメリカンフットボール]

こんばんは、MICHIです。
本日ご紹介するポジションはディフェンシブフットボールで最も難しいポジションといっても過言ではない、Line Backer(以下LB)です。

LBに求められるものはボールキャリアにタックルをし、相手オフェンスにハードタックルをし進行を食い止めることです。

ランプレーの場合は、ブロッカーを打ち破り、RB、またはQBをタックル。
パスプレーの場合は、自分自身のカバレッジを守り、パスディフェンスを行う。

LBは間違いなくディフェンスのキープレイヤーです。
肉体面の強さはもちろんですが、精神的にもタフネスでないと務まりません。

アメフトのポジションの中で一番タックルする回数が多いのもこのLBです。

LBにも細かくポジションがあり、両サイド2人のLBをアウトサイドLBと呼び
中の1人をインサイドラインバッカーと呼びます。

またLBのディフェンスの中心ということもありDLとDBをまとめ上げ、指揮をとりディフェンスをまとめあげる必要があります。

オフェンスのスナップと同時に事前に決められたコースに全力で突っ込み、キャリアにタックルを行う「ブリッツ」というアサインもLBの大きな魅力の一つです。
もちろんディフェンスはどのコースをキャリアが走ってくるかわかりませんので、一種の賭けのような一面もありますが、このプレイが決まれば敵陣内でタックルを決め、大きく後退させることも出来ます。
ディフェンスのビッグプレーの一つです。

ディフェンスではどんなに体格の良い相手だろうと、絶対に止めてやる、という強い意志が必要不可欠です。
中でもLBがこの気持ちをブラさず、率先してタックルをしていくことが出来れば、自然とディフェンスのリズムもい良くなり、チームが一つにまとまること間違いなしです。

次回は私が務めさせていただいているパスディフェンスに特化したポジション、DBを紹介致します。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


#17 MICHI

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ポジション紹介 DL編 [アメリカンフットボール]

こんばんわ、MICHIです。

本日からはディフェンスのポジション紹介になります。
まずはアメフトの中で最も屈強なプレイヤー達が務めるDL(Deffensive Line)です。

厳密にはDT(Defensive Tackle)とDE(Defensive End)とポジションが分かれています。

DLのセット位置としては

DE DT DT DE
〇 〇 〇 〇
〇 〇 〇 〇 〇
T G C G T

上記のようなイメージです。

DLはほぼ100%といっていいほど、毎プレイでコンタクトが発生します。
OLの目の前ですのでほぼ毎回OLとコンタクトが行われるというわけです。

DLの主な役割としてはOL陣のブロックを打ち破り、オフェンスのボールキャリアをつぶすことです。

内側に位置しているDTは主にインサイドのランプレーを止め、パスプレーの際はQBにパスラッシュうを行います。
当たり負けない体格やパワーが必要なポジションですが他のポジションに比べてスピードはそこまで重視されません。

外側に位置しているDEは主にアウトサイドのランプレーを止め、パスプレーの際はDT同様にQBに
パスラッシュを行います。
アウトサイドのプレーを止めるためスピードが必要となるポジションです。

DLが弱いと相手OL陣に押し込まれ、オフェンスチームの流れを作られることになります。
結果、ディフェンスの流れを作るのは間違いなくDLといえるでしょう。

毎プレーでコンタクトが起こりますので、内面外面共に野性的なプレイヤーが務めると盛り上がるいポジションです。

私のようなDB一筋の者では務めることも出来ませんし
決して踏み入ることのできない領域のポジションですね笑

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ポジション紹介 TE編 [アメリカンフットボール]

こんばんわ、MICHIです。
今回のポジション紹介でオフェンスのポジションの紹介は終わりとなります。

今回ご紹介するのはWRとOLの間のポジション、TE(Tight End)です。

まず前提と致しまして
WR・・・ボールをキャッチするポジション
OL・・・ボールに触れないポジション

さっそく矛盾ですね笑

厳密にいえばTEはOLの一員でで、セット位置はRTまたLTのどちらかのサイドにセットします。

TEはOLの中でも唯一ボールに触れるポジションであり、オフェンスのキープレイヤーでもあります。
時にはOL陣と共にRBが走るコースを作り、時にはWRのようにパスコースに出る、まさにユーティリティプレイヤーが務めるポジションになります。

DLをブロックする技術、ボールをキャッチする技術、二つのポジションを兼ねているので
一流のTEになるためには、他のプレイヤーの2倍は練習を重ねる必要があるでしょう。

近年のアメフトではTEというポジションをなくし、その分WRを増やすチームが増えてきています。
パスアメフトが主流になってきていることや、TEはものになるまで時間が掛かるなどの理由が考えられます。

私個人としてはとても魅力的なポジションに感じているので、またTEが脚光を浴びる時代が来てほしいとい思っています。
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ポジション紹介 OL編 [アメリカンフットボール]

こんにちは、MICHIです。

今回はOL(offensive Line)についてご紹介致します。
OLは5人(厳密にいえば6人)のメンバーから構成されるポジションになります。

① ② ③ ④ ⑤ のように横一列に並んでセットします。
※セットの横の広さはスプリットと呼び、各チームごとに広さが変わってきます。

①・・・LT(Left Tackle) またはOT
②・・・LG(Left Guard) またはOG
③・・・C(Center)
④・・・RG(Right Guard) またはOG
⑤・・・RT(Right Tackle) またはOT

各ポジションに個別に名前もつけられています。

OLに求められるのはブロッキングです。
ランプレイではRBが走るコースを作るためにDLを押し返す
パスプレイではQBがWRにパスを投げるまでQBがタックルを受けないように守る(パスプロテクション)

アメフトは球技の部類になりますがOLは試合中にボールに触れないルールとなっています。
球技なのにボールに触れないなんてつまらないポジションだ、と思う方も
いらっしゃるかもしれません。

ですがアメフトのオフェンスはQB以上にOLが作り出しているといっても
過言ではない重要なポジションです。

仮にQBやRBにとても能力の高いプレイヤーがいても
OLがブロッキングをすることができなければヤードを稼ぐことは出来ません。
逆をいえばQBやRBの能力が低くてもOLの能力が高ければ
ある程度オフェンスが組みたてられます。

オフェンスチームの命運はOLに懸かっているのです。

上記で述べたようにブロッキングがメインのポジションになるので
ある程度の体格やフィジカルが必要になります。
体格があるだけでDLからしたら押し返しにくいですし、大きいOLが5人揃えば迫力も出てきます。

私のようなDBを選任でやってきたプレイヤーでは絶対に務めることのできないポジションでしょう。

QB = 細マッチョ~マッチョ
RB、WR = マッチョ
OL = ゴリマッチョ のようなイメージでしょうか笑

チームによってさまざまだと思いますが、私が大学時代のチームでは
ラインメン(OL、DL)の言うことはほぼ「絶対的」というスタンスでした笑
先輩ラインメンには社会人になった今でも頭が上がりません、というかあげられません笑

OLはアメフトの中でも最も過酷なポジションかもしれません。
しかしDLをなぎ倒してRBのコースを作り、QBを守る姿はとてもカッコ良く勇敢です。

アメフトをプレイする者としてOLへの感謝は決して忘れることはできないでしょう。

次は少し特殊なポジション、TE(Tight End)についてご紹介致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ポジション紹介 WR編 [アメリカンフットボール]

こんばんは、MICHIです。
今回はWR(Wide Recerver)をご紹介致します。

WRはパスキャッチ専門のポジションです。
事前に決められたパスコースを走り、QBから投げられたボールをキャッチします。
キャッチ後はRB同様、タックルされダウンが成立するまで走り続けます。

WRに求められるのは当然パスキャッチをすることです。
そして常にパスを繰り返し取り続ける安定性が求められます。

パスプレイはランプレイに比べて一度に多くのヤードを獲得できる可能性が高いです。
ですがもしWRがパスキャッチすることができなければ
そのプレイの獲得ヤードは0ヤードとなり、一度の攻撃権を無駄にしてしまいます。

また仮にパスキャッチをしてもキャッチ直後の無防備な状態に
DB(Deffensive Back)から激しいタックルを受けることがよくあります。

WRは非常にプレッシャーがかかるポジションです。
プレイの成否がどのポジションよりも明らかだからです。

私もアメフトを始めてからDBを務めていますが、今でもWRと対峙する瞬間は緊張感を感じます。
ですがWRはそれ以上に感じているものがあると思います。

WRは身長が高く、足が速いプレイヤーが多いのも特徴的です。
ですがいまだに忘れることのないプレイヤーがいます。

学生時代に対峙したプレイヤーで190センチ、100キロのWRがいました(笑)
体型だけでいえばNFL(アメリカのプロリーグ)クラスです。

ヒッチ(パスコースの一つ)でパスキャッチされた瞬間にタックルへ行きましたが
びくともせず2ヤード程ひきづられたのを今でも覚えています。

あとにも先にも、あのプレイヤーより体格の良いWRに対峙することはないでしょう。

次の記事ではオフェンスの要、縁の下の力もちといわれる
OL(Offensive Line)についてご紹介致します。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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ポジション紹介 RB編 [アメリカンフットボール]

こんにちは、MICHIです。

今回は前回の記事でも少々紹介致しましたRBについてです。
RB(Running Back)とは名前の通り、チーム内で最も走力のあるプレイヤーが
務めるポジションになります。

RBに求められる能力は
1、OL(Offensive Line)を信じる心
2、足の速さ
3、タックルを交わすスキル、またはタックルを跳ね返すようなヒットの強さ

などが挙げられます。

RBはチームの為に1ヤードでも前へ進めることを求められるポジションです。
オフェンスメンバーの中では最も相手のタックルを受け続けるので
肉体的にも精神的にもタフさが要求されます。

そしてRBはブロッキングをしてくれるOLを常に信じホール(走る場所)を探し続けなければいけません。

RBのプレイの流れは下記になります。

①ハドル終了後にQBの後ろ、約1ヤードから2ヤード後ろ目安でセットします。
※RBの中にもポジションが2つあり、その違いによりセット位置が異なります。
②プレイが始まり、QBからハンドオフ(手渡し)されたボールを受け取る。
③アサインで決められているホールに向かって走っていく。
④タックルされダウンが認められた時点でプレイ終了。

このような流れです。

OLが決められたホールをブロッキングによりしっかり作ることができれば
RBは気持ち良く走りきることができ、ヤードを稼ぐことができます。

しかしDL(Deffensive Line)により本来走るべきホールがつぶされており
走るコースを見失い、そのままタックルされダウン成立。
結果、そのプレイ獲得ヤードがマイナスになることも頻繁にあります。

RBはこのような結果になったとしてもOLを責めることはせず
次のプレイに気持ちを切り替えることが重要です。
そもそもOLがいなければRBはホールを走ることも出来ないポジションだということを
忘れてはいけないからです。

アサインを出してくれたQB、体を張ってホールを作ってくれているOLに
感謝の気持ちを忘れず、毎プレイ全力で走りきる。

結果を出しているRBに共通している考え方の一つだと私は思います。

次はパスキャッチにスペシャリスト、WR(Wide Recerver)についてご紹介させていただきます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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ポジション紹介 QB編 [アメリカンフットボール]

みなさまこんばんは、MICHIです。

2回目の更新になります。
前回の記事にも書きましたがこのブログでは
アサインメントの紹介をしていくのが主の目的であります。

ですが、まず序盤の更新についてはポジション紹介などを中心に
行っていこうかと考えています。

理由といたしまして、アメリカンフットボールというスポーツは
日本ではマイナースポーツに分類され、ルールすら知らない方も数多くいらっしゃいますよね。

私はアメリカンフットボールに携わってきた人間として
アメリカンフットボールにお世話になった人間として
アメリカンフットボールを少しでも未経験の方にも知ってもらいたいと
強く思っております。

そのためにもまずポジションを知っていただき
アメフトを近いものに感じていただければと思います。


本日ご紹介するポジションは
アメフトの花形、司令塔と呼ばれるポジション、Quarter Back(以下QB)です。

QBはチームの攻撃をリードするポジションです。
チームの勝利を左右する責任を伴うポジションであり
強気リーダーシップが必要で、かつ高い運動能力が求められます。

実際のQBのプレイの流れとしましては
①オフェンス毎に行われるハドル(作戦会議)中に次のプレイをコールする。
②ハドル終了後、各ポジションにプレイヤーがセットしたことを確認。
③スナップカウントを発言する。
④C(センター)からスナップされたボールを受け取り、プレイを実行する。

上記の流れとなっております。

QBが攻撃の司令塔と呼ばれるには多くの理由があります。
上記での記述のようにQBのプレイコールによって各ポジションのプレイヤー達が
決められた動きを実行します。
実行したプレイが結果的に前進したらQBのコールが良かったと判断され
実行したプレイが前進出来なかった、または自陣に押し込まれてしまった場合は
プレイコールが悪かったと判断されます。

このような一つ一つのプレイを積み重ねて行い、相手の陣地にボールを押し込んだら
「タッチダウン(6点)」となり、得点を獲得することが出来ます。

QBのその日の調子により、試合結果が左右されるといっても過言ではないポジションです。

QBのプレイコールは大きく分けて2種類に分類されます。
それがランニングプレイとパッシングプレイです。

【ランニングプレイ】
①CからスナップされたボールをQBが受け取る。
②そのボールをQBの後ろにセットしていたRunning Back(以下RB)へハンドオフ(手渡し)します。
③ハンドオフされたボールをRBが受け取り、決められたコースを走っていく。

上記が基本的なランニングプレイの流れです。

ランニングプレイはRBが敵ディフェンスのプレイヤーにタックルされ倒れない限り
プレイが継続されます。
タックルされ倒れた位置が次プレイの開始地点となります。

【パッシングプレイ】
①CからスナップされたボールをQBが受け取る。
②そのボールを持ちながら、パスコースを走っているWide Recerver(以下WR)を探します。
③敵デフェンダーが近くにいないWRへパスを投げる。
④投げられたパスをWRがキャッチできたら、RB同様、タックルされるまでプレイ継続。
※投げられたボールをWRがキャッチ出来なかった場合はパス失敗となり
前進することは出来ません。

上記がパッシングプレイの流れです。

パッシングプレイはQBとWRの連携が重要なプレイで
QBが投げるタイミングを1テンポ遅れただけでも
パス失敗になる確率が高くなるプレイです。

ランニングプレイに比べ一度の攻撃で、大きく前進できる可能性のあるプレイでもあります

この2種類のプレイを組み合わせたアサインメント(作戦)を
QBがハドル中に選択し各プレイヤーへコールするというわけです。

QBはどのポジションよりも多くの経験を積み
自分以外のポジションも理解する必要があります。

私個人としてはQBに最も重要なスキルは
「精神的にタフ」なことだと感じています。

以上がQBの簡易的な説明になります。

QBは最も難易度の高いポジションですが
同時に最も魅力的なポジションともいえます。

私も再度初心者からアメフトを始めることができるなら
QBに挑戦してみたいですね。笑

次回は今回少しご紹介させていただいたRBについて書きたいと思います。

最後までお付き合いただき、ありがとうございました。

#17 MICHI
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自己紹介 [アメリカンフットボール]

みなさま、はじめまして。
MICHIと申します。

このブログでは現代アメリカンフットボールにおいて
有効と思われるアサインメントの紹介や
そのアサインのキーとなるプレイヤー、デザインの仕方などを
細かく解説していこうと思っております。

まず初めに私の自己紹介を簡単にさせていただきます。

名前 : MICHI

年齢 : 26

アメリカンフットボール歴 : 8年

出身校 : 某私立大学

ポジション : Defensive Back

所属チーム : 某関東クラブチーム

以上です。

まず疑問に思われたかともいらっしゃるかと思います。
「戦略紹介する言っててお前QB(Quarte Back)
もしくはコーディネーターじゃないのかよ!」

みなさまのお気持ちはご察しいたしておりますが
残念ながら私はDB一筋で現在も某クラブチームで
プレイしているものでございます。

ですがアメリカンフットボール経験者の方なら
わかっていただけると思いますが
アメフトは同じアサインメント一つとっても
各ポジションによって見方が変わってくると思います。

QBから見た目線、OLから見た目線
LBから見た目線、そして私のようなDBから見た目線。

私がこのブログでご紹介できるのは
そうゆう意味ではDB目線寄りの解説が
増えてくるかと思います。

しかし現代フットボールはパス主体で
オフェンスを組み立てるチームが非常に多いと思いませんか。

私が学生でプレイしている時でさえ多くのチームが
「ラン3:パス7」くらいの割合でオフェンスを組み立てていたと思います。

アメフトは「相手より点を多く取って勝つスポーツ」です。
言い換えますと「点を取られることがなければ負けることはない」スポーツでもあります。

現代フットボールがパス主体のチームが多い中
そのパスを止めるべきポジション、それがDB(Defensive Back)です。

なのでDBで現在プレイされている方は同じ目線で見て頂き
QBでプレイされてる方は、DBの考えの裏をつくような
プレイコーディネイトのご参考に。

WRでプレイされている方は、DB目線の裏をかくようなコース取り。

など、各ポジションごとにご参考になる部分が
少なからずあるのではないかと思っております。

アメリカンフットボールは本当に奥が深く
底がないスポーツです。

みなさまと様々なご意見を交わしながら
このブログを進めていきたいと考えておりますので
今後ともお見知りおきを、宜しくお願いいたします。

#17 MICHI
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